1月26日の日記

2006年1月26日
■コ
コメントフォームのおかげで日記が書ける事実を既に忘れていた。
四日間の命でした。
とりあえず改行に対応してみましたよ。
スクロールバーが使いづらいけどまあ簡易フォームなのでこんなものでしょう。
大量に書きたい人は掲示板に、みたいな使い分けが出来るように。

うんこ食ってるときにカレーの話しないでください!!!!!
職務上昼頃起きて4時頃出かけることが多いんだけど、起きて昼ドラ見ながら朝飯食ってるとオムツのCMがやるんだよね。
「やわらかうんちをしっかりキャッチ」とか言ってんの。
食事中にうんこうんこ言われても別に平気なんだけど、公共の電波でこうも遠慮無く言われると妙にむかついてきます。
今日の夕飯はカレーでした。つまりしばらくカレーです。

うんこは好きですか。それともウンコがスキデスか。もしくわうんちが好きですか。
うんこは健康的、ウンコはやや固め、うんちは柔らかめってところですか。
ていうか折角下ネタを排除しつつあったのにこんなコメントばっかりとは。
これは期待されている証拠だ……!
俺は博愛主義者なのでうんこだろうがウンコだろうがうんちだろうがウンチだろうが平等に
いやそもそもそんなものは好きじゃないやい!

1月25日の日記

2006年1月25日
ゲド戦記映画化かー。しかもジブリ。
出来はどうなるやら分かったもんじゃないが、昔から読みたいと思いながら読まずに過ぎてきた作品なので期待したい。

//

>毒入りチョコレート事件
最初の事件の概要を読んで考えたのがロジャーの推理と同じだった。
その後の推理もチョコレートを持ち出すまでの経緯があまりに計算されすぎていたりするのを考えてもやっぱりロジャー説を支持したい。
もっともリメイク前?の作品である「偶然の審判」だとロジャー説が正解になっているらしい。
とすると、こっちでは正解も変えられてるのかなあと思う所。
様々な探偵の方法論が垣間見られて面白い作品でした。
話が面白いだけでなく、メタ的なあれも含めてミステリ製作に役立ちそうな内容。

所で色々検索してたらロジャーとチタウィックはこの作者のシリーズ探偵らしい。
作中で目立ってる対極の二人が共に主人公格キャラだったっていうのは面白いなあ。

1月24日の日記

2006年1月24日
今日は久々に友人と話したぜ
卒業間近の学生となると授業も無いし人とふれあう機会がなくていかんね。

//

■コメス

http://www.geocities.jp/aaaeouii/u/domei.htm
うんこ同盟とヤフーで調べると大量に。
ツクールエロリンクみたいにツクール業界うんこリンクみたいなの作るとか

勝手に改行しちゃいました。二行ぐらいのテキストフォームにしたほうが便利かなあ。圧迫感とかどうなんだろ。今度試してみます。
それはさておきウンコドウメイは誰かが入ってましたね。誰かは忘れたけど。
ツクールうんこリングとか最悪ですよ。
だってメンバー擬糞化イラストとか合作ウンコとか作るんですよ。
めちゃくちゃ面白そう!
マジな話うちは同盟バナーとか張るスペース無いのでその手の奴には入らないようにしてるんですけど、合作うんこを三分ゲーに投稿してこれが俺たちの三糞ゲーだ!とか懐かしいネタを持ち出して総スカンを食らったりそういう遊びはやってみたい。
いや別にウンコじゃなくてもいいんですが。

あとリンクリンクリンクしましたよ!
24時間の話とか楽しかったです!
あと「ファラオ伝説?モアイの逆襲」はギャグゲーには勿体ない最高のタイトルなので「ファラオ伝説?」はぜひシリアスに作ることを期待します。
(コメント投稿者の名前はあくまで非公開です)

1月23日の日記

2006年1月23日
留年には関係ないんだけど資格に関係する試験で大失敗した!
いっそ留年ならいいんだが卒業してしまうと資格も取れないのでこれはへこむ。
教務課に相談しよう!

>hiroさん
おお、助言ありがとうございます。
うちもそんな制度がある?っぽいしそんなに馬鹿高い金がかかるような話でも無さそうなのでそのへん大学で聞いてみます。

//

■コメレス

無料 エロ動画 及川奈央
url書けよ!

なんか面白いことやってください!!!
じゃあ面白いことしますね!とかいうと絶対すべりますよね。
逆につまらんことしますね!!とかいうと分かってるならやめろよって感じですよね。
だから俺は普通にしますね!!!

うんこ同盟を組みたいあなたと。
なんですか? 下品な……。
私は紳士ですのでそのような汚らわしい同盟など存じ上げません。
まったくうんこを好きだなんておぞましい……
ぜひ相互リンクしましょう!リンクリンクリンク!

1月22日の日記

2006年1月22日
■コメントレス
すげーこれだけで日記書けるじゃん!
こんな素晴らしい物を今まで知らなかったなんて……!

なに!コメント機能だと!
折角なのでよろしくおねがいします。

タッチペンなくても爪楊枝とか菜箸とかでもOKですね
何にコメントしてるんだ。
爪楊枝はともかく菜箸はやりにくくて仕方ないぞ。
プロならタブレットのペンを使おうぜ。

キノコアフロ頭
それキノピオじゃないの。

ニア
何が言いたいんだ!
てかラザニアとかもう手首にしか見えませんよね。
どうでもいいけどhatten dinを思い出す。

どっからコメント送ったらよいのですか?見つからないです;;
このコメントはどっから送ってきたんだよ!

ここにメールアドレスとか入れて希望素材とかいってもいいんでしょうか?
言うのはいいけどそういう制度自体は無いので作るとは限りませんよ!
#ツクールにでも言って適当な人と仲良くなって作らせる方がお得な気がします。

がんばれ。
わーいがんばります。

人生ってうまくいかないものですね……死にたいです
いや何故俺に言うのか分からんが、死んで解決することなど何一つ無いぞ!
死にたいなどと思うのは死ぬ以外のあらゆる手段を試したかどうか、試せていないことがあるならそれをしてからでいいじゃないか!
それはさておきうまくいかないのが人生なのでくそげーを遊ぶ時のように、くそな物をいかに楽しむかを考えていけば結構幸せに生きていける気がします。

うんこの調子はどうですか?
お陰様でぶりぶり出やがるぜ。

先日は、これまでに無く凄い体験をありがとうございます。明日もいつものハッテン場でお待ち申し上げております
いえいえこちらこそありがとうございます。
菊の御紋はまさに官軍の証、官軍に囲まれた我々新選組はもはやひとたまりもありませんでした。
所でどこのハッテン場でしょうか?
何百カ所も利用しているために特定できないのですが……。

イベント組みが単純な反復作業でこれが辛い。飽きてきたらドット絵でも描こうという話。ドット絵のアシストが欲しいかも。
ツクールのイベント組みなんてプログラムを知ったらもうやる気にならんぜ。
もうオブジェクト指向がないと何も作れません。
でもプログラムでゲーム作った所でシステム作って専用ツール作ってそれで制作ってことになるので結局やってることが増えるだけという。
ドット絵のアシストは1チップ1万円1キャラ3万円から引き受けますよ。

1月21日の日記

2006年1月21日
一日目、コメントフォームは意外と悪口が来なかった。
うちは故意に気軽さを排除してた点があってその結果、自己中だし意見の届かない奴、というイメージが出来て今の大人気につながったんじゃないかと思っていたんだが、意見ができるかどうか(改善の可能性があるかどうか)は無関係らしい。
言い換えると、そういった大人気な場所での書き込みは俺に意見しようとは思ってないってことだから、別に聞かなくてもいいって事だな。
いやもちろん完全無視とかじゃなくて参考になる物は有り難く読ませて頂きますが。
というわけで俺に伝えたい意見のある人はこんな便利なコメントフォームを是非利用しよう!
なおリニューアル後は匿名、ログ非公開という形では無くなりますのでお早めに。
リニューアルが何年後かは知らんけど。

//

■コメントフォームレス
名前は原則非公開にしますね。

過去の全事例から漏れなく学ぶ事が人間の義務なら僕は宇宙人なのかもしれない
一発目からいきなり意味不明なコメントが。
漏れなく学ぶなんて不可能だから、助け合い補い合っていくのが人間の義務さ。
ちなみに宇宙人も人なので人間ですよ。

テスト
これは俺の投稿。センター試験とは関係ない。
名前欄は空白でも投稿出来ますというテスト。

こんばんわん
こういうコメントにレスを付けているとくだらんもんを設置したなあと思います。

日記は頑張ってください
そうか! サイトや人生は頑張らなくてもいいんだ!

1月20日の日記

2006年1月20日
個人的にWEB拍手みたいなのは苦手なんですが、最近どうも俺が悪い意味で大人気なのでそんなサイトに気楽に書き込めるフォームを置いたらどうなるかと思って試しに置いてみました。
リニューアル後の諸々のテストも兼ねてます。
折角だからコメントは原則全掲載全レスするつもりなのでなんか送ってみてね。

//

分かる人だけ分かってくれれば満足なんだけど、今回のライブドアの自殺の一件は「壬生義士伝」の主人公が自害するシーンと被って見えるんだけど、あれって絶対そうだよね!
でもそうだとしたらあれみたいな武士の生き様とかじゃなくて単に犯罪隠蔽とか情報操作のためにやってるんだからどうしようもないなあ。
しかしこれだけ上り詰める才覚のある人がこうもあっけなく自殺してしまうなら、才覚のない俺みたいな人間はのうのうと生きていても良いのか悩まされる所である。
いや、死ねと言われても自害はしないけど。めんどいし。

1月19日の日記

2006年1月19日
>みそちるさん
>わんどさん
あなたたち天才。
……。
いや、使い道特殊すぎるし!
万歩計みたいに一日一万字書けるほどの人生経験をしましょうって運動を広めよう。

わすれてた!

2006年1月18日
書くのを忘れてました!
何度でも書きますが長い日記を書くと言うことはそれだけ暇と言うことなので日記が一行二行だったり書き忘れたりする日はそれだけ充実した時間を過ごしたということになるわけです。
いやあ本当に充実した毎日を過ごせて幸せです。
俺一人がこんなに幸せなのも申し訳ないので皆さんにもこの課題と試験と仕事を分けてあげたい。

1月17日の日記

2006年1月17日
一万字も日記を書く奴が果たしているのか。

>baronさん周辺の話
和風といわれて演歌や時代劇しか出てこないって言うのはちょっと悲しいことかもしれない。
あてつけのつもりはないんだけど、日本で十年二十年あるいはそれ以上生きているのに、日本らしい文化が〜と言われて思い当たる部分が極端な所にしかないっていうのはいかに日頃自分らの文化を意識せずに生きているかって事じゃないのか。
外来品を取り入れるというのは悪いことじゃない(むしろしなければならない)けれど、身近にあるものの良さを発見することもできない人間に、果たして外の良さを発見し取り入れることが出来るだろうか?
それこそ外の物の表面的な目新しさに捕らわれているだけなのではないか。
というのが趣旨なんじゃないかと思う。

それはさておき、昔のラルクの日本語詞へのこだわりとか好きだったなあ。
サザンの無茶な歌詞は今でも好きだけど。
昆布茶きのこな人々。

>江戸忍法帖
柳生忍法帖の後に読むと面白くない、というのは仕方ないが作者自身も言うとおりあっさりした内容。
くのいちと外道の関係もそうなんだけど、シリーズ重ねる毎にエロ度が増してるんだなこの人は。
この作品の特徴は、他の時代物では語り手、道化役になるであろう子役の扱いがあんまりな点と全体的に爽やかな展開。
サクサク読める反面先に書いたとおり拍子抜けするほどあっさりする場面もあってライトな仕上がり。
伝奇物っぽいのに触れてみたい人にはおすすめかもしれない。

1月16日の日記

2006年1月16日
サイトをリニューアルしたい!

javascriptとフラッシュは使わない、リンクはブランクやtop指定しない、という俺ルールは維持するとして(今はjavascript使ってるけど)、全ページをphpに作り替えて見やすく管理しやすくしたい。
ついでに言うなら見飽きたありきたりなデザインからは離れたい。
なんかこうしたらいいんじゃないのみたいな意見があったら是非。

とりあえずコーナーを大幅に削る事と小説本文のデザインは前みたく分ける(というか作品毎にデザインしてもいい)事が案として出ているので考えよう。

1月15日の日記

2006年1月15日
遠足の結果より効率の良い移動手段を知ることが出来た気がしますが、引っ越してしまえばどうでもいいことなので早く引っ越したいです。

//

>梟の城
山田風太郎とどういう位置関係なんだろうって思ったらほぼ同時代らしい。
この本はほとんど司馬版忍法帖みたいな趣なんだけどインパクトやミステリ的には山風に完全敗北してると思う。
ただ考証面とか時代背景の説得力がすごくあって(実際どうだったかは知らんが)現実の時代の中での忍者というものを感じさせてくれる点が面白い。
司馬さんが時代小説で名作を数多く残したというのも納得出来る。
次は人に勧められた燃えよ剣でも読んでみたい。
明らかに1〜2ヶ月じゃ読み切れないほどのストックが貯まってる件についても考えなければならない。

謝りたい話

2006年1月14日
今日は待ちに待った遠足

//

だいありーのーとに足跡機能が付いて、正直イランのだが眺めていて楽しいのでまあ悪くないかなと思ってる。
しかし、たまたま俺が一度だけ立ち寄って残した足跡を辿ってうちに来られた上、その後も何度もチェックしてくださってる方がいることとかが分かってしまって、嬉しいやら申し訳ないやらで謝りたいという話です。
ではこの機能を利用し、足跡を残された方の悪口を積極的に言っていく日記とかどうでしょう。
日記更新しないとひつまぶしにして食うぞコラ!とか。

すごい話

2006年1月13日
昨日チャットにはじめましてな人が来てくれたんだけど、その方は音楽をやってるみたいでしかも持ってる機材がすごかった。
SDはいいとしてもMOTIFやTRITONを普通に持っていて、しかもそれらを使いこなしているというすごさ。
MOTIFは触ったこと有るけどあれはまあうん。
音源自体の凄さもそうなんですが、それにそれだけ金を掛けられる人間の熱意というかそういうのが作品の質にも反映されてるんじゃないかな。
ツクール関係の音屋だと88proのベタ打ちMP3でも「大半のSFCゲームと同じ音」なのでプロクラスと錯覚してしまう(俺もそれで買った)せいもあるのか、88pro止まりな人が多い。
もっとも88proでも音色いじればだいぶ変わった音も鳴らせるとは思うんですが。
最近はソフト音源使ってるけど特にいじらなくても88proよりよっぽどいい音が出てしまうのでそういう無茶をする人も少ない気がする。
こっちはこっちでミックスがくそむずいんだけど。
実際うちの曲はソフト音源に変えてからなんか散漫っていうか薄っぺらくなってるように思う。
ハイハイフーとかegyphopあたりは気に入ってるんだけど。
大まじめに作ってる夕陽のカーチェイスとかがぺらいのは(意図的な部分はあるにしても)格好悪いのでもっと練習したいところ。

よく考えたら日記なのでいちいちオチとかいらんと思うんだが、要はハード音源は色々な意味ですごいなあというのと久々に曲が作りたいなあという話。
最速レビュー
ForbiddenStone〜禁断の石〜
http://coryuu.hp.infoseek.co.jp/makingnyu.html

長い沈黙を破って生み出される瑚瑠さんの新作であり、ハイクオリティゲームファクトリーの第一弾作品。
今回のテーマは「性」すなわちSEXである。
理由は後述するが、まさにこれまでの瑚瑠さんの作品とは一線を画した重いテーマを持った内容となるだろう。

まずはスクリーンショットの一枚目、戦闘画面に注目しよう。
「この画面でいったいどんな戦闘が繰り広げられるのか」という作者の挑戦的な言葉通り、この画面からは今までにない新しい戦闘スタイルを予感させる。
その大きな理由の一つが、テーマの反映である。
この作品のテーマはSEXであると冒頭で述べたが、画面を見ればなるほど、敵キャラは花、すなわち女性器の象徴である。
隣の蟻は女性に群がる男――蟻のイメージを考慮すれば、サラリーマンの象徴であろうか。
戦闘背景には二つの穴も見受けられる。
小道具のひとつひとつに至るまで、テーマが反映されている事が分かり、この画面一つで様々な点において新しさと完成度の高さが伺える。
さらにスクリーンショット下部に付けられた解説を読めば、アビリティ(能力)をスフィアにインプットすると婉曲的な言い回しをしているが、これはアビリティを駆使してスフィア(おそらく女性の名)を開発し、そのスフィアを主人公達が装備――もはや言うまでもなく、そういうことであると分かる。
同時にエーテルストーンなるものを装備するとあるが、これは大人の玩具のようなものであろうか。おそらくアナルビーズのような物ではないかと思われる。エーテルランクとは言うまでもなく、主人公達のそこの開発度合いである。

次に、システム紹介を見てみよう。
ダッシュシステムとはわざわざ紹介するまでもない他愛もないシステムに思えるが、それは誤りである。
これはそのようにミスリードさせて驚かせるための記述に過ぎず、本当は重要な新システムの一つであることは確実である。
EternalBraveの解説によると「このゲームではShiftを押しながら移動することでダッシュができます」とある。
勘違いしてはいけないのは、EternalBraveというタイトルは意図的な誤植である。
前項で解説したエーテルストーン、これは臀部に装着する道具であるが、アルファベットで記述すればEtherStoneとなる。
このことから考えると、EternalBraveは本来EtherAnalBraveであったと解釈すべきである。
そのようなゲームで「移動」「ダッシュ」とは言うまでもない。
前作EternalBraveでは瑚瑠さんの未熟さから、普通の移動とダッシュを用意することでテーマを包み隠していたが、今回は前述の通りこれまでとは違う。思い切った表現が期待される部分であろう。
続いてバーブレイクシステムである。
「酒場のマスター」とは当然マスターベーションの婉曲的表現である。
即ち、読み替えれば「仲間が数人のときにマスターベーションを始めると仲間が解散して仲間と会話しながらすることができます」となる。
自慰行為は健全な男子の行為ではあるが、それをこうもオープンに、かつ直接的に表現したゲームがかつてあっただろううか。
そしてこの作品はただのバカゲーやエロゲーではない、性の本質にゲームからの視点で真正面から向き合った純文学――純ゲームとでも言おうか――なのである。

続いてストーリー、ここがこの作品のテーマを読み取るに最も適した部分である。
エーテルストーンが臀部を開発する器具であることは何度も説明したが、ストーリーは「世界には力を覚醒させる恐ろしい石が大量に現れるようになった」と始まる。
「力の覚醒と引き換えに使用者の理性や正気を奪う」とは、臀部の開発によって淫虐の虜となっていく様をリアルに描写している。
主人公は炭鉱の村の少年、すなわち「掘る」側の人間であり、以上から掘る者と掘られる者の対立構造がテーマになっている事が分かる。
その名も「シュタイナー」、掘る者だけに、名前からして行為をしたがっているようにも思え、その活躍が目に浮かぶようだ。
キャラ紹介では他にも注目すべき点が多い。
「バックス=セティル」なる人物は、「セックス・バテル」から付けられており、おそらく対象年齢層となる中高生に対し、SEXは良い事ばかりではない事を示そうとする意図が感じられる。劇中でもそのようなエピソードが語られるであろう。彼は生真面目な性格ゆえに性の氾濫には人一倍の怒りを感じているはずだ。
「サーフェル=ザームレス」と「マイリス=フロール」は共に女性であるが、ホームレスや浮浪者を連想させる名前である。
前者はコンプレックスを抱く盗賊、後者は冷酷な魔女と、どちらもどこか屈折した人間像であるが、そのように屈折するきっかけとなったのが、名前の通りホームレスや浮浪者によるある行為ではないだろうか。
この二人が敵と味方に分かれている(であろう)点については、同じ被害を受け、屈折しながらも立ち直るサーフェルと、堅く心を閉ざしたマイリスという対比によって物語を描くと同時に、そうした事件への作者のメッセージが込められているのではないだろうか。

話は前後するが、この紹介ページにはリニューアル前のスクリーンショットというものが展示されており、そこを見ると主人公のステータスで性別が「Gender」となっている。
男女共同参画や性同一性障害を初め、性差別などの諸問題に対する問題提起であろうか。
そうした重い問題を取り上げる一方で、キャラクターの技に「連射」「乱射」「狙い射ち」などの男子諸君なら誰もが一度は挑戦したであろう遊びの要素が含まれており、身近な性の話から物語に引きつける工夫が伺える。
そうかと思えば「ごくふつうの木製の棍棒。トゲトゲがついている」と、思わず引いてしまうようなハードなプレイを予感させる記述も見られ、あらゆる層へのアピールを欠かさない挑戦的な姿勢も見られる。

ゲームでは珍しい、エロではない、あらゆる形の性を真面目に描いたこの作品は2006年最も期待できる作品であると同時に、最大の名作となるであろう。

引用の話

2006年1月11日
引用ネタって実際どの程度理解されているのだろうか。
例えば古畑任三郎のサブタイトルは名作ミステリから引用された物が多いらしいが、これは少なくとも俺は知らなかった。
それは別として三谷さんの脚本には誰も気付かねえよこんなマニアックなネタ!的な小ネタが割と多くて、それはゲームの「俺だけが解ける」と錯覚させる手法と同じで非常に有用なやり方だと思うんだけど、自分でこれをやると一切反応がなく、これは錯覚ではなく正真正銘誰も気付いてないのではないのかと言う時がある。
もちろんうちの場合は読者の絶対数が少ないので仕込みに気付く人も少ないんだろうけど。
月弓杯の連作短編とか、どの程度元ネタに気付いてる人がいるんだろうか。

それとは少し別のパターンとして、本歌取りというのがある。
これは上記と違って、元ネタが理解されないと全然面白くないし意味もわからんという奴で、今日はこっちが本題。
例えばうちのサイトで「海辺のムハンマド君」という小説っていうか文章を置いてるんだけど、これなんか元ネタが分からないと全然楽しめない。(分かっても楽しめるかどうかは別問題として)
幸いここまで露骨だと多くの方に理解してもらえているみたいなんだが、問題は部分引用みたいなケース。
同じくサイトから例を挙げると「薄花忍法帖」は平家物語ベースの話なんだけど、まず大前提として源義仲の軍勢が源義経の軍に敗れるっていう時代背景を知らないと何も楽しくない。(知ってて楽しめるかどうかは別問題として)
さらに、山田風太郎の忍法帖シリーズを知らないと、何をやりたいのかさえサッパリ分からないと思う。
後者は技量でなんとかなる問題だろうが、前者に関してはどうしようもない。
簡単に言えば、もし「小泉純一郎がK-1参戦!」とか言われても、小泉首相を知らなければそういう格闘家がいるんだな、としか思わないだろうし、K-1を知らなければK-1とは政治のサミットかなんかだと思うかもしれない。両方知らなければそれがそもそもニュースであるとさえ思わない。

少し特殊なケースだと、子供の主人公に青臭い理想を語らせると、なぜかそれが作者の主張と誤解される時もある。
これは物語上のキャラ作り以外のなんでもなく、そういう理想を語るキャラを作りたかった事は事実でも、その理想が作者の主張かどうかは別問題である。
極端なケースだと、子供のセリフ、あるいは子供向けの内容であることを意識して漢字を減らした所「作者は漢字もろくに知らない奴」と思われる場合などが挙げられる。
この場合は技法に対する読者の知識・理解の無さが問題と言えるだろう。

よっぽど極端な場合は別としても、こういった読者に対し、送り手はどのように努力するべきなんだろうか。
本歌取りであれば、元ネタを説明しないこと自体が技術であるし、技法はそれが作品の質に大きく働きかけることは言うまでもない。
つまり、より多くの読者へ伝えようと思えば必然的に質が下がるのである。

近年のドラマでも無言で見つめ合うシーンであるべき所に無粋にも解説セリフが入る事が多く、従来の方法が理解されなくなってきている事が伺える。
例えば別れ際の主人公の愛の告白が電車の音などでかき消される→ヒロインには聞こえてないけど伝わっているみたいなシーンがあったとすると、愛の告白をして、伝わったという部分だけで十分ドラマとして成立しているのに、その後のヒロインの独白で「彼は確かに『愛してる』って言っていたのよ」とか入れてしまう。
そんな脚本を書く奴も無粋は無粋だが、仮にもドラマの場合はそれを求める客が居るからこそそうなっていることを認識しなければならない。

アマチュアはもちろん需要を気にしなくてもいいので好きにはできる。
しかし、技法の例で挙げたような、明らかに読者の無理解による非難を受けている例を見るたびに色々考えてしまう。
逆のケースで「この前ジョジョのスタンド名を付けたアメリカのバンドを発見しました!荒木先生の影響力はすごいですね……」なんて言われてしまうのも複雑な気分である。
個人的にむかつく日記を色々見ているんだが、最近共通する特徴がわかってきた。
一言で表すと、踏み込んでいる割につまらないという事。
つまらなければ見なければいいんだが、踏み込んでるので気になって見てしまうという悪循環。
つまらなさの種類には面白く書こうとしてすべってるのやらそもそも読者を意識していないのがあって、うちも悪口書く時は100%悪意で茶化すことしか考えてないので確実にこれに分類される。
しかし、今のスタイルにダジャレなどを交えて面白くしようとしても前者になってしまうのは目に見えているので、踏み込むにしても踏み込んで面白さでごまかそうとするよりも、面白さを第一に考えて踏み込むことが大事なのかもしれません。
でも良かれ悪かれ個性的な日記には憧れるんだけど、当たり障りのない瑚瑠さんみたいな日記というのも日記らしくて味があると思うのでいいなあと思うのです。
そもそも踏み込んだ話は作品の中でやる、というのが一番面白く他人に言葉を伝えられる手段ではないだろうか。
ということを考えながら今日もこういう日記を書いている話。

//

陰陽座のベストアルバムの曲目やべえ
その分け方は無いだろっていうぐらい露骨だ。
もっとこう睡と醒で陰陽みたいな分け方だと思ってたので笑った。
そして桜花ノ理が入ってるので買うぜ。

西遊記の話

2006年1月9日
月九は年に一度見れるのと特別酷いのがあって残り二つはどうでもいいやつ、でその特別酷いのがいきなり始まったぞ!!とドキドキしながら待ってたんだけど、案外ひどくなかった。

まずテレビ欄がSMAPの特番だったし最初のボスが木村拓哉だったせいもあってスマスマのコントドラマに違いないと判断。
コントにしては金がかかってるなあと思って見てたら(役者が本人だし)特にオチも笑いも無いままに進んでいったのでおかしいと思ってテレビ欄を確認したら特番の一部として新番組が入っていた。
24時間テレビ内のサザエさんみたいなものか。百害あって一利無し。
一番酷いのはこの点だった。

コントと見紛うチープなセットや衣装にどうしようもないアクション、ひどいCGなど予想通りの内容ではあったけど、制作陣もその点を自覚しているらしく、ひどいなりに趣向を凝らしている点に好感が持てた。
できもしないことを目指すよりは出来ることをしっかりって感じで。

しかし内容はワンパターンな時代劇レベル。
青臭いテーマ性とか頑張ってるけど引きも弱くてどうなんだろこれ。
そもそも月9ってこんな青臭い話やる枠だっけ。
最近の月9はそんなんばっかりだけど。

年賀状の話

2006年1月8日
いつも下宿と実家を行ったり来たりしていて結局返せずにいる年賀状ですが、今年は下宿に帰った直後に実家に届くという悲劇が。
まあ指で数えられるほどの枚数しか来ないわけですが、今年になってようやく友達が少ない→数人のためだけに書くのはめんどくさい→出さない→返ってこない→今年くれた人も来年はくれない→ますます少ないというデフレスパイラルが起きていることに気付きました。
これはいけません。
交流をめんどくさがる人には友達もできませんという話。
なんか毎年言ってる気がする!
人は(俺は)一年も物事を覚えられない生き物らしい。

瑚瑠の話

2006年1月7日
瑚瑠さん宛に中傷メールが来たらしく、いたく喜んでおられました。
世の中には叩かれることも楽しんでしまう人間がいるんだなあという話。
なんにせよ楽しんだもの勝ちだと思います。

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