みなさんこんにちは
今年放送されて面白かったアニメをアークランキングにしてみました。
なんとカウントアップ方式です。サビから見せるぜ!
でもシリーズものとかは録画してまだ見てなかったりします。


★一位 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

これは一般的にも異論無いんじゃないでしょうか。
ラ!って優勝を目指して厳しい特訓とか己を犠牲に……みたいなスポ根的なところがある。
が、今回は方向性が違って、全員がソロ活動で、それぞれの個性が輝けるように舞台を用意するという話で、輝くって何だ?で、ファンとの関係にスポットが当てられたのが良かった。
最初はOPで水没するビッグサイトや見たことある背景で笑いまくっていたが、おそらく原作ソシャゲでキャラ差別化のために適当に付けられた設定をシナリオのパワーで裏付けていくところですげーなと思い、主人公をマネージャポジションに置くことで、そのままファン代表として機能させているところでアイドル文学だ!と大喜びした。
アイドル文学はファンとの対話があってこそなんですよ。
そんでどうせ最終話で主人公が加入して音楽少女完成か、全員ソロメドレーでファンサービスなんでしょって予想で、それでも充分だったが、実際は最終話でもちゃんとドラマをやって解決。満点。


★二位 ID:INVADED イド:インヴェイデッド

近未来装置を利用して犯罪捜査をする謎解き寄りのサイコパスといったアニメ。
最初の四話ぐらいがクソつまんなくてどうしようもなかったんだけど、後半の伏線回収がとにかく楽しい。具体的にどうこう書くと全部ネタバレになるので一気に見るのが良いと思います。
ドラマって言うより仕組みで楽しませる感じで好きでした。


★三位 ダーウィンズゲーム

今年のデスゲーム兼クソアニメ枠。なんなんだよこのふざけたゲームは!
異能力バトルながら、偶然車に轢かれる敵やクソダサアーマー子安などクソアニメ要素も豊富で、キンスレ始めなかったら(後述)今年のクソアニメ枠では優勝争い。
結果、なんだかわからんけど楽しかったというのが正直な感想。
続き物なので俺たちの戦いはこれからだ!で終わったのが仕方ないが残念なところ。


★四位 LISTENERS

今年のロボットアニメ枠。実質というかほぼエウレカセブンです。
カゲプロの人が曲やってるのにクセが強すぎるせいかあんまり話題になってませんでした。
知らん人が次々出てくるOP(各話のサブキャラなので段々分かる)や、各話の振り返りになっている毎回違うED、本編では役立たずの主人公が最後にメンバー入りして音楽少女完成などやりたいことをキッチリ本気でやりきっていて面白い。
やりたいことをただ詰め込むんじゃ無くて丁寧に見せてたっていうのが大事だと思う。


★五位 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

ギャルと恐竜の後だったのでクソアニメ確定かと思いきや、完成度だけで言えばラ!の次ぐらいに完成されていた。
なろう系ではベタなジャンルで、悪役として死ぬ運命を回避するため攻略対象のキャラと友好度を深めていく話。
という設定は序盤数話で解消され、主人公が皆に慕われる善良な人間となったところで満を持して本来の主人公が登場するが、やっぱりすぐに仲良くなってしまい、破滅フラグとは?と、破滅の予感を残しながらほのぼの日常(農業とか)を送るというバランスが楽しい作品。
それでも最後は破滅イベントが発生し、所々で出ていた謎をしっかり解決して完璧な構成で美しく完結。
そして二期決定。
いやなんで二期やるんですかっていうか、告知的に最初から分割2クール確定っぽいのになんで1クールでここまでまとめちゃったのってぐらいに良かった。


★六位 アラド:逆転の輪

クソアニメ枠。制作陣が「原作ファンを楽しませたい」という方向性で作っている。それ自体はターゲットの絞り込みなので否定はしない。
突然2シーズン目から始まる、知らん人が当然のように次々出てくる、設定がまったく分からん、急にロボットアニメになる、過去に飛ばされる話なので現代パートと過去パートの同時進行と思いきや現代パートはまったくいらない、最後はハッピーエンドと思わせて現代に帰ると世界が滅びていて続く、などなど、原作がそうなのかもしれないがファンは楽しめたのか?
楽しんでいたのはゲラゲラ笑って見ていた俺だけじゃないのか?


★七位 ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Rhyme Anima

音楽アニメ枠。戦いが全てラップバトルになった世界なので普通ナイフや拳銃、爆弾を出すようなシーンが全部マイクを構えるというアクションになっているのが素晴らしかった。
そういう異常な世界観を受け入れさせるために序盤に極端なバカ展開をやって、慣れた頃に普通にラップバトルが始まると後は熱い展開という作りの巧みさがあった。
逆に言うと序盤のトンチキを期待しすぎたせいで後半が真っ当すぎた点もある。
二話の強盗のラップとか良かったし、全体通して強盗発生率の高さとか治安がヤバいと思います。


★八位 ラピスリライツ

音楽アニメ枠。最後までキャラが分からなかった。
LOST SONGを思い出すトンチキアニメで、時々まともになる。
主人公達がなかなかユニットを結成しないうちに他ユニットの変なエピソードがどんどん入ってくる構成で変化球ではあるが大変わかりづらい。
おそらく制作陣も自覚はしていて、CMで毎週しつこいぐらいにキャラ紹介が入るので安心。
一方で音楽アニメの定番みたいになってる最終話の全ユニットメドレーはちゃんと消化し、最後に主人公達が歌ってCMで聞いたあの曲だ!とリアルタイム視聴勢大喜びの展開。
お金がかかってそうなプロジェクトなのでうまくいってほしいと思います。


★九位 異種族レビュアーズ

エッチなアニメです。


★十位 はてな☆イリュージョン

良かったかどうかと言えばあまり良くはなかったんですが、深夜アニメでToLOVEるの人でラブコメなのに特にスケベでもなく硬派な作りのアニメでした。
今年の状況下もあり作画がどんどん崩れた結果再放送の連発で最終話の放送が延期となり、しばらくして放送された最終話が逆にめちゃくちゃ気合いの入った作画になるという終わりよければ全て良し方式でなんか良いアニメだったような気がします。
OP曲がめちゃくちゃ良いので充分でしょう。
ところでOP曲の人は100万太郎のEDも担当してますが、主人公達が吹雪で倒れてしまい、どうなる!?という回のEDで雪で楽しく遊ぶMVを流されるという辱めを受けてました。


あとは適当に面白かった順に感想です。

・波よ聞いてくれ
興味無かったのに喋りのパワーで最後まで見続けちゃった。

・ピーター・グリルと賢者の時間
エッチなアニメです。

・魔王学院の不適合者
最強主人公の家族愛を描いた傑作。続編待ち。

・インフィニット・デンドログラム
ヘボットの人の声いいですよね。アラドと良い勝負の笑えるクソアニメでした。

・いわかける! - Sport Climbing Girls -
これも興味なかったけど描写が丁寧でちゃんとスポーツアニメしてたので楽しく最後まで見られた。

・100万の命の上に俺は立っている
通称100万太郎。根本的には面白いのに突然いらすとやになったり別のアニメが始まったり終始スベり続けたクソアニメ。

・BanG Dream! 3rd Season
実質RASの話だったので2ndの最終回の熱量は越えなかったなあという率直な感想。

・球詠
作画が面白くて笑ってたらマジメに野球し始めてつい見てしまった。


番外編
・キングスレイド 意志を継ぐものたち
まだ放送中なのでちゃんと評価はできないんだけど、暫定で上のランキングだと二位ぐらい。
今時王道のファンタジーをやるというのがすでにチャレンジングで、アラドのようなファン向けでは無く、新規層のためにがんばって作っているのが伝わる内容。
そのために橋田壽賀子ばりの説明セリフが随所で繰り返され、アンデッドの概念すら丁寧に説明するので超くどい。
と思えば主人公の冒険話とダークエルフによる国家規模の話を交互に進めたり、妙なところに伏線があって回収時に驚いたりとテクニカルな部分もある。
CMもキンスレばっかりでバリエーションがやたら多く、本編のクソ改変みたいなのまである。
ハッキリ言ってダメなアニメなんだけど、とにかく楽しませようとする努力が見られ、それが成功したり失敗している様がすごく面白い。
おれがクソアニメを好む理由に、作り手の本気が見える(そして空回りしている)という点があって、そういうとこに魅力を感じてしまうところがある。
ちなみに2クール目はOPが進化して完全にバリってて普通に面白そうになってるので万が一大化けする可能性があるので、皆さんも呪術廻戦なんて見てないでキンスレ始めよう。
あとゲームのキンスレはあんまり興味ないです。


それでは良いお年を。

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