2018年お歌のアニメ
2018年12月30日 テレビ今年見て心に残った、歌を中心にしたアニメの感想です。
どうしてもアイドル物が多くなりますね。全アニメを見たわけでは無いので偏りはご容赦下さい。
・LOST SONG
いきなりミュージカル風に始まり、一話で突然故郷が燃やされるなど剣王朝を期待させる作品。歌王朝とか言われてた。
その後も場面転換が雑だったり、キャラが突然ワープしたり、本気なのかネタなのか分からない謎のギャグなどクソアニメの特徴を兼ね備えた作品。
ところがクソ要素はだいたい伏線で、終盤には一気に回収&激アツ展開でクソアニメ撤回。
そして最終回終了後に剣王朝の枠で再放送が始まるという謎の2クール展開。
再視聴してみると確かにすげー考えてるなって思えるので、狙ってクソにしてたのか、ギミックが巧みすぎて作ってるウチにクソだと気付かなくなったのかは不明。
これ作った人オカルティックナインのアニメやってた人だそうで、積み上げの巧妙さについては納得できた。
ただし謎のギャグについては本当に謎だったり、主人公が楽団を作るぞ!ってパーティ組んだのに最後の歌シーンでその楽団と一緒に歌わなかったりとか惜しいところで策士策に溺れてる感もある。
そんなわけで撤回を撤回して基本的には良いクソアニメに分類しておきたい。
なお、このアニメ最大の功績は最終回。エピローグの後に仲間の一人が続編を予感させるナレーションを語ったと思ったら露骨なイベントの告知、本編からシームレスにつながるCMだったというところ。
同じ回で回想シーンかと思ったらブルーレイのCMだったという伏線をちゃんと張っていて、いらんところ丁寧だなと思った。
しかしバンクシーン的な部分をCMに持っていくことで本編を補完するという手法は新しい広告のやり方としてちょっと可能性がある。合体シーンのところでオモチャの紹介するとか。まあ本編に水を差される感じはすごかったけど。
本作には「アニメの歌が変わる」というキャッチコピーが付けられていたが、実際にはアニメのCMが変わった。
・音楽少女
アイドルが大好きな女の子が何故か空港でやってるアイドルオーディションに飛び入り参加、しかし歌が下手! という第一話から始まるアイドルアニメ。
この時点でライブがすぐ止め絵になったり、同じ動きが何度も繰り返されたり予算的な不安要素が満載。ライブに来るオタクなんて何話も使い回されてる。
次のアニメが百錬覇王なこともありウルトラスーパークソアニメタイムを期待させた。
が、歌が下手ならマネージャーをやる!という立ち位置からアイドルグループのメンバー一人一人を描いていくという筋は良かった。同性同年代かつ一歩引いた立場でフォローが出来るという点、他のアイドルアニメの当事者やプロデューサー目線とは差別化が出来ていたと思う。
正直各話の内容はもはや覚えてないが真っ当なアイドルアニメで、どうやらクソでは無い。ただ上記の通り毎回ライブが止め絵なので、どうにも頑張れ!という気持ちにさせられる。
そんな感じの音楽少女が最高に高まったのは最終回で、ここまで書いたようなことは全部前振りで、クソっぽさを逆手に取ってひっくり返しているところ、ざっくりネタバレすると止め絵にならないライブが最後にあります。頑張れ!からの頑張った!で小泉純一郎も思わず感動。
その他の伏線については全話見て下さい。
・ゾンビランドサガ
もっとこうゾンビだらけの世界でアイドルやるみたいな話かと思ったらそのへんは勢いだけでこっちも中身は真っ当なアイドルアニメ。
まあその方向ならセーラーゾンビがあったし、高橋朱里が可愛いので別にいいですよね。
そういったギャップもあって話題になっていたが、やっぱり中身は真っ当なアイドルアニメなので、アイマスやWUG、音楽少女と並べてみても面白さに大きな違いは無いと感じた。全部おもしろい。つまり話題になるにはインパクトが大事なんだと考えさせられた。
たとえば活動初期にありがちな苦労話はゾンビ化することでギャグとしてエンターテイメントに昇華している。物語上、乗り越えるべき課題を描くために失敗を見せる必要があるのだが、失敗シーンは視聴者にとってもストレスなのでいかに楽しく見せるかって問題を華麗に解決していた。
ただそのせいで終盤の解決があんまり心に響かなかったところは多少あるので、ギャグに振り切って最後に会場が破壊されて観客も全員ゾンビになってみんなで永遠にライブし続けるぐらい振り切ってもってそれセーラーゾンビで見たわ。
来年はバンドリがありますね。前に書いた日記のバンドリの説明がことごとく間違っていたというていたらくですが、ガルパピコみたいなのをやってくれれば良いと思います。というかガルパピコ面白かったですよね。ホームにしているライブハウスを初回から破壊し、閉店する噂が流れたのをいいことに徹底的に破壊し、閉店前に営業不能にする悪質な女子高生の日常アニメ。これでいいんですよ。
どうしてもアイドル物が多くなりますね。全アニメを見たわけでは無いので偏りはご容赦下さい。
・LOST SONG
いきなりミュージカル風に始まり、一話で突然故郷が燃やされるなど剣王朝を期待させる作品。歌王朝とか言われてた。
その後も場面転換が雑だったり、キャラが突然ワープしたり、本気なのかネタなのか分からない謎のギャグなどクソアニメの特徴を兼ね備えた作品。
ところがクソ要素はだいたい伏線で、終盤には一気に回収&激アツ展開でクソアニメ撤回。
そして最終回終了後に剣王朝の枠で再放送が始まるという謎の2クール展開。
再視聴してみると確かにすげー考えてるなって思えるので、狙ってクソにしてたのか、ギミックが巧みすぎて作ってるウチにクソだと気付かなくなったのかは不明。
これ作った人オカルティックナインのアニメやってた人だそうで、積み上げの巧妙さについては納得できた。
ただし謎のギャグについては本当に謎だったり、主人公が楽団を作るぞ!ってパーティ組んだのに最後の歌シーンでその楽団と一緒に歌わなかったりとか惜しいところで策士策に溺れてる感もある。
そんなわけで撤回を撤回して基本的には良いクソアニメに分類しておきたい。
なお、このアニメ最大の功績は最終回。エピローグの後に仲間の一人が続編を予感させるナレーションを語ったと思ったら露骨なイベントの告知、本編からシームレスにつながるCMだったというところ。
同じ回で回想シーンかと思ったらブルーレイのCMだったという伏線をちゃんと張っていて、いらんところ丁寧だなと思った。
しかしバンクシーン的な部分をCMに持っていくことで本編を補完するという手法は新しい広告のやり方としてちょっと可能性がある。合体シーンのところでオモチャの紹介するとか。まあ本編に水を差される感じはすごかったけど。
本作には「アニメの歌が変わる」というキャッチコピーが付けられていたが、実際にはアニメのCMが変わった。
・音楽少女
アイドルが大好きな女の子が何故か空港でやってるアイドルオーディションに飛び入り参加、しかし歌が下手! という第一話から始まるアイドルアニメ。
この時点でライブがすぐ止め絵になったり、同じ動きが何度も繰り返されたり予算的な不安要素が満載。ライブに来るオタクなんて何話も使い回されてる。
次のアニメが百錬覇王なこともありウルトラスーパークソアニメタイムを期待させた。
が、歌が下手ならマネージャーをやる!という立ち位置からアイドルグループのメンバー一人一人を描いていくという筋は良かった。同性同年代かつ一歩引いた立場でフォローが出来るという点、他のアイドルアニメの当事者やプロデューサー目線とは差別化が出来ていたと思う。
正直各話の内容はもはや覚えてないが真っ当なアイドルアニメで、どうやらクソでは無い。ただ上記の通り毎回ライブが止め絵なので、どうにも頑張れ!という気持ちにさせられる。
そんな感じの音楽少女が最高に高まったのは最終回で、ここまで書いたようなことは全部前振りで、クソっぽさを逆手に取ってひっくり返しているところ、ざっくりネタバレすると止め絵にならないライブが最後にあります。頑張れ!からの頑張った!で小泉純一郎も思わず感動。
その他の伏線については全話見て下さい。
・ゾンビランドサガ
もっとこうゾンビだらけの世界でアイドルやるみたいな話かと思ったらそのへんは勢いだけでこっちも中身は真っ当なアイドルアニメ。
まあその方向ならセーラーゾンビがあったし、高橋朱里が可愛いので別にいいですよね。
そういったギャップもあって話題になっていたが、やっぱり中身は真っ当なアイドルアニメなので、アイマスやWUG、音楽少女と並べてみても面白さに大きな違いは無いと感じた。全部おもしろい。つまり話題になるにはインパクトが大事なんだと考えさせられた。
たとえば活動初期にありがちな苦労話はゾンビ化することでギャグとしてエンターテイメントに昇華している。物語上、乗り越えるべき課題を描くために失敗を見せる必要があるのだが、失敗シーンは視聴者にとってもストレスなのでいかに楽しく見せるかって問題を華麗に解決していた。
ただそのせいで終盤の解決があんまり心に響かなかったところは多少あるので、ギャグに振り切って最後に会場が破壊されて観客も全員ゾンビになってみんなで永遠にライブし続けるぐらい振り切ってもってそれセーラーゾンビで見たわ。
来年はバンドリがありますね。前に書いた日記のバンドリの説明がことごとく間違っていたというていたらくですが、ガルパピコみたいなのをやってくれれば良いと思います。というかガルパピコ面白かったですよね。ホームにしているライブハウスを初回から破壊し、閉店する噂が流れたのをいいことに徹底的に破壊し、閉店前に営業不能にする悪質な女子高生の日常アニメ。これでいいんですよ。
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